- 不登校
- 2023.8.3
不登校の子どもたちにオススメ!オンラインスクールで学びの扉を開こう
不登校の子供たちの利用が増えてきているオンラインスクール。ここではお子さまが不登校になってしまった時のオンラインスクールの選び方やオンラインスクールの種類について案内します。
オンラインスクールは、不登校の子供たちにとって、安心して自分のペースで学べる環境を提供し、個別のニーズや興味に応じた学習ができるため、魅力的な選択肢となります。加えて、学校では学べない分野の学習もできる為、子供たちの可能性の扉を開く環境にもなり得ます。
まず知っておこう!不登校の時の選択肢。フリースクール、オルタナティブスクール、ホームスクール。
「子どもが学校に行きたくない」という状態になった時に、子供の進路や将来に対しての不安が大きくなるものです。
不登校のお子さまを再び学校に戻れるようにサポートしていく事を重視した方針でいくのか、お子さまの長所や興味関心軸で能力を伸ばしていく方針でいくのかで、不登校になった時の選択肢も変わってきます。
学校で本当は学びたいけど学べない不登校や病気療養のお子さまは、学校がオンライン授業を提供してくれているので、学習面では通学している生徒とほぼ同じ条件でうける事ができるので安心です。ただ、中にはホームスクーリングで学校のオンライン授業を受ける事ができないお子さまや、積極的不登校と言われる自ら学校に行かない選択をしているお子さまもいます。その場合はフリースクール、オルタナティブスクール、ホームスクールなどの選択肢がありますので以下に紹介したいと思います。
フリースクール
フリースクールとは、小学校、中学校、高校に、何らかの理由で「学校に通えない」「行けない」「行かない(積極的不登校)」子供たちが学べる場を提供している場所、教室になります。フリースクールに通う子どもたちは、不登校や引きこもり、軽度の発達障害、身体障害、知的障害などの事情を抱える場合が多いです。
フリースクールによって方針や教育理念や教育サービスが異なり、かかる費用も一様ではありません。しかし、子供たちの主体性を尊重している点では共通しています。
オルタナティブスクール
オルタナティブスクール(Alternative School)は、その名の通り、一条校(学校教育法第一条に定められた学校の総称)に対して「別の学校」を指す意味で、義務教育のカリキュラムに縛られない独自のカリキュラムを提供しているところが多いです。
フリースクールもオルタナティブスクールの一部ですが、日本ではフリースクールは一般的には不登校や引きこもりになった子供たちが昼間過ごす場所、学校への再登校を支援する場所として機能するのに対し、オルタナティブスクールは、従来とは異なる運営制度、進級制度、教科科目などを採用し、その理念や教育法に共感した子供たちが通う場所として位置づけられます。学校に馴染めない子どもだけでなく、最初からオルタナティブスクールを選んで入学する子供たちもいます。また、保護者の方が公教育だと子どもの個性を伸ばせないのではないかと不信感を持たれている場合もオルタナティブスクールを選ぶ傾向があるようです。
オルタナティブスクールは従来の学校教育になじめない生徒たちや、より自由な学び方を希望する生徒たちにとって、重要な選択肢の1つとなっています。
ホームスクール
ホームスクールは、元々は学校に通えない子どもに対して親が主体となって教育を行ったり、外部の教育機関や教師に依頼して自宅で指導してもらうものでしたが、最近ではオンラインで教育を受ける事ができるようになっているので、ホームスクールの幅も大きく広がっていて、フリースクールやオルタナティブスクールの要素を持つホームスクールもあります。ホームスクールによっては学校の出席扱いも得られるものもありますので、要件を満たすことができるかは、ホームスクールと学校に相談と確認が必要です。
不登校の利用者が増えているオンラインスクール。メリットデメリットは?
オンライン授業が当たり前のように教育現場に普及している中、不登校生のオンラインスクール利用も増えてきているようです。ここでは各フリースクール、オルタナティブスクール、ホームスクールのオンラインスクールの特徴やメリット、デメリットについてご紹介します。オンラインスクール選びの参考にしてみてください。
オンライン・フリースクール
フリースクールで提供している授業や環境をオンラインで提供する形式です。フリースクールなので基本的に学校と連携して学校の出席扱いを目指すところが多いです。オンラインだからこそ提供できるサービスもあり、スタディサプリを活用したり、外部オンラインサービスと連携して様々な学習環境を提供しているところも増えてきています。
メリット
- 個別の学習サポートやカウンセリングを受けることができる
- 自分のペースで自由な環境で学習することができる
- 学校生活のプレッシャーから開放される
- オンライン学習なのでプログラム学習など学習できる分野の幅が増えている
- 子ども自身の「やりたいこと」を尊重しているので家庭のコミュニケーションの改善に繋がる
- 学校と連携して出席扱いにしてもらえることもある
学校と連携をとり、オンライン授業に出席して、レポートに取り組むことで学校への出席扱いを学校に認定してもらうように働きかけてくれる点や、個別対応だからこそ得られること、オンラインだから選択できる学習プログラムの幅が広がっているのがメリットです。
デメリット
- 月謝がかかる
- フリースクールによっては出席扱いにならない
- 授業内容の水準が高くなく勉強時間が短い
- 友達や先輩後輩とのコミュニケーション不足で社会性の欠如に繋がる可能性も
オンラインフリースクールもやはり月謝がかかる点がデメリットでしょう。月謝は学習する科目や受講するプログラムにもよりますが、月々2万円〜8万円程度かかります。近くの進学塾に通うぐらいの費用はかかります。
あと、学校に復帰する前提の場合、学校と比べてどうしても学習内容が乏しかったり、学習時間が足りなくなるので家庭での学習を自分で頑張らないといけません。
オンラインフリースクールのメリット・デメリットも含めて更に詳細を知りたい方はこちらをご確認ください。
オンライン・オルタナティブスクール
オルタナティブスクールで提供している授業や環境をオンラインで提供する形式です。
海外の学校の形に近く、日本の学校と比較してカリキュラムの柔軟性があり、独自の教育方針・カリキュラムを提供しています。生徒たちは自分自身のペースで学習することができ、自分自身の関心や能力に合わせたカリキュラムを選択することができます。
メリット
- オンラインで幅広いプログラムの選択が可能
- 自分のペースで自由な環境で学習することができる
- 興味関心のあることを伸ばすことができる
- アクティブな学習環境で問題解決をしていくことで自主性や自己肯定感が育つ
- 少人数制の小規模なクラス編成で個別サポートが受けやすい
メリットとして大きいのは、自分が学習する分野や科目を選択できることでしょう。もちろんオルタナティブスクールによって学べる分野や科目、特色が違うので、それが学べる前提です。オンラインスクールの場合、通常のオルタナティブスクールよりも幅広い分野を選択して学習ができる環境がある場合があります。興味関心のある分野で自分の能力を伸ばせるだけでなく、アクティブな学習環境で学習を進めていくことになるので、自主性をもって問題解決していく力が身につきます。
あと、同じ興味関心を持つ仲間と一緒に授業を進めていくので、お互い高め合えるコミュニケーションをとりながら切磋琢磨できる環境があります。
デメリット
- 月謝が高くなりがち
- 日本での卒業資格を取得できない(一条校以外)
- 出席扱いにならない場合がほとんど
- カリキュラムが独自で合うか合わないか明確
- 小中学校までが対象で高校がほとんどない
- 国内の高校受験対策には向かないところが多い
オルタナティブスクールは、一般的な学校と比べて評価基準が不透明であり、高額な授業料が必要な場合があります。あと、標準的なカリキュラムに基づいた科目を学習しないケースがあるので、高校受験に向けて学習したい場合はオルタナティブスクールでの学習に加えて、通常の学校や塾での補習が必要になることがあります。
さらに、独自の教育方針に従うことが多く、社会での価値観とのズレや転校の難しさがあるため、生徒の進路やキャリアにデメリットが生じる可能性があります。
オンライン・ホームスクール
最近はフリースクールやオルタナティブスクールもオンライン授業をとりいれているところも増えてきているので、ホームスクールとの差が明確ではなくなってきました。オンライン・ホームスクールとは、「学校に通えない」または「学校に通わない選択をした」生徒が自宅でオンライン教育サービスを利用して学習に取り組む学習形式です。
メリット
- オンラインで幅広い教育プログラムの選択が可能
- 個別対応で子ども一人ひとりに合わせたペース、学習スタイルで学習できる
- 興味関心のあることを伸ばすことができる
- 家族との時間が増えるので家族の絆をつくりやすい
- アクティブな学習環境で問題解決をしていくことで自主性や自己肯定感が育つ
- 少人数制の小規模なクラス編成で個別サポートが受けやすい
- いじめなどの悪影響や、感染症のリスクから子どもを守ることができる
- 通常の学校に加えてアフタースクールとしての利用もできる
教育のオンライン化が進む前までは、ホームスクールというと親がカリキュラムや教材の準備から指導まで行ったり、教師を呼んで自宅で授業してもらうという形が主でしたが、最近ではオンラインで受ける事ができる教育分野、科目が増えているので、オンライン・ホームスクールで学習できる幅がかなり増えています。そして、興味関心ある分野や科目を自分の意欲やペースに合わせて学習を進めていけるので負担なく学習を進めていく事ができます。
あとは、放課後に利用するアフタースクールとしての利用方法もできるのもオンライン・ホームスクールの大きなメリットです。
デメリット
- 外部サービスを利用する場合は月謝が高くなりがち
- 日本での卒業資格を取得できない(一条校以外)
- 出席扱いにならない場合がある
- オンラインなので意欲的に取り組まないと学習成果やスキルが身につかない
- 通常の学校と比べると授業時間や学習量が少なくなりがち
以前まではホームスクールは親の教育力に依存するというデメリットがありましたが、授業がオンライン化した事で外部サービスを利用するようになり、そのデメリットはほぼ払拭されました。
オンライン授業になるので、授業に対する意識や意欲が学習効果により大きな影響を持つようになっているので、オンライン・ホームスクールで得たい結果を得る為には本人が「自ら望んで取り組む事」が重要です。あとは、どうしても家族やオンライン授業での先生との会話以外が減る関係で、子どもが同年代の友達との交流やチームワークを学ぶ機会が制限されることがあります。
オンラインスクールや学校の「オンライン授業」が学習面での不登校解決策にも!その効果とは?
「学校に行きたくない…」このような少し軽い気持ちで学校を休んでしまい、それが何日か続いてしまうと、今後は学校に行こう!と思っても勉強が全然わからなくなっているという理由から不登校になってしまうケースもあります。
不登校のきっかけの原因調査
以下の令和2年度の文部科学省の調査データによると学校の授業がわかなくなったからという学習面がキッカケの不登校が小学生で22%、中学生で27.6%もあります。
オンライン授業が不登校解決策として有効な理由とは?
最近では、学校が授業を休んでいる生徒も授業を受けることができるように、授業をオンラインでみれるような環境を提供しているところが多くなっています。オンラインでリアルの授業を受けることができるので、学校を休んでも学習面で遅れづらくなります。
ただ、学校の先生のことが嫌いだから授業を受けたくないという場合や、オンラインで学校の授業を受けていること自体をクラスメートに知られたくない生徒は学校のオンライン授業にも参加できないので、民間のオンラインスクールが提供している授業を受けることで学習面での心配も少なくなります。
「オンライン授業」があることで、以前の不登校の状態と比べて学校を休んでいる生徒が学習に触れる機会が多くなりやすく、不登校児童生徒の学習面での心配を払拭する効果があります。
このような理由から、学校やオンラインスクールの「オンライン授業」は不登校児童生徒の学習面の悩みを解決する切り口になり得るので、不登校解決策の一つになり得る手段と言えます。
あとは、学校にまた通えるようになるということだけがゴールではなく、オンラインスクールで学校の授業と違った分野の学習を受ける場合、将来の夢や方向性が生まれて新しい道に進むキッカケになるかもこともあると思います。そういう新しい人生の方向性が定まると言う意味でも不登校解決策として有効な解決策の一つになり得ると思います。
不登校向けのオンラインスクールは、多様な教育ニーズに対応できるようにサービスの幅が広がってきている
今までのオンラインスクールというと、学校で学ぶ英語・数学・国語・理科・社会の科目学習が主でしたが、現在は学校の科目分野以外でも、英会話、プログラミングやWEBコーディング、デザイン、動画制作、芸術・音楽など学習できる幅が大きく広がってきています。
高校や大学進学する場合は受験に必要な科目学習は必須ですが、最近のオンラインスクールでは、自分の興味関心のある分野や長所を伸ばす教育も受けることができるという点も特徴としてあります。
様々なオンラインスクールがあるので、学校で学ぶ科目学習に限らず自分の学びたい分野や科目が学べるオンラインスクールで学んでみるのもとても良いと思います。
高校や大学への進学を目指す場合は科目学習に+アルファで学びたい分野の科目を学ぶのもありです。自分の長所や興味関心のある分野での学びを深める事が、将来の自分の可能性を広げることに繋がります。
国際基準の英語力を伸ばし、英語を日常の言語ツールとして使えるようになる事を目指すオンラインスクールをお探しであれば、JOIがしっかりとサポートします。
オンライン授業は出席扱いになるのか?出席扱いになる為の条件とは?
学校のオンライン授業、またはフリースクールやホームスクールのオンライン授業についての出席扱いについて、文部科学省が発表している内容については以下になります。
オンライン授業・オンラインスクールの出席扱い7つの条件
(1)保護者と学校との間に十分な連携・協力関係が保たれていること。 (2)ICT等を活用した学習活動とは,ICT(コンピュータやインターネット,遠隔教育システムなど)や郵送、FAXなどを活用して提供される学習活動であること。 (3)対面指導が適切に行われることを前提とすること。対面指導は生徒に対する学習支援や将来の自立に向けた支援などが定期的かつ継続的に行われるものであること。 (4)学習活動は,当該児童生徒の学習の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラムであること。 (5)校長先生が当該児童生徒に対する対面指導や学習活動の状況等について十分に把握できること。 (6)ICT等(オンライン授業も含む)を活用した学習活動を出席扱いとするのは、基本的に生徒が学校外の公的機関や民間施設において相談・指導を受けられないような場合に行う学習活動であること。なお、上記(3)のとおり対面指導が適切に行われていることを前提とすること。 (7)学習活動の成果を評価に反映する場合には,学校が把握した当該学習の計画や内容がその学校の教育課程に照らし適切と判断される場合であること。 |
引用元:(別記2)不登校児童生徒が自宅においてICT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱いについて|文部科学省
小学生や中学生の義務教育段階における不登校児童生徒が自宅においてオンラインを活用した学習活動を行うとき、生徒が学校への登校を希望した際に、円滑な学校復帰が可能となるような学習活動であり、生徒の自立を助けるうえで有効・適切であると校長先生が判断する場合に、指導要録上出席扱いとすること及びその成果を評価に反映することができるようです。
高校の場合は義務教育ではないので、高校ごとの判断になるかと思いますが、どちらにしても校長先生判断によるところが大きいので、オンラインスクールを受講して学校の出席扱いを学校に希望する場合はまずは上記7つの条件を満たすオンラインスクール選びをしましょう。
不登校で勉強が遅れている場合に、どうしたら授業のペースに追いつくことができるのか?
不登校になってしまい、学習の遅れを取り戻し勉強に追いつく為にはやはりそれなりの努力と勉強にかける時間が必要です。
ただ、「どこから勉強すればやればいいかわからない」「何をどのぐらい勉強したらいいかわからない」「どうやって勉強したらいいかわからない」という状況だと、せっかく勉強頑張ろうと思っても意欲が継続しません。ここでは、不登校のお子さまがどうしたら授業のペースに勉強が追いついていけるようになるのか?そのステップについて案内します。
現在の自分の学力を正しく知る
学習のスタート地点を知る為にも、まず自分の学力や理解度を正確に把握しましょう。どの教科でどの程度の遅れがあるか、どこまで理解できているのか、どのトピックが苦手かなどをリストアップしてください。
自分で現状を把握できない場合は、家族や塾、家庭教師、オンラインスクールなどの協力をもらい、現状把握をしましょう。
現状がわかる事でスタート地点にたつことができます。
学習する科目を限定する
理科、社会に特にこだわりがなければ英語、数学、国語にまずは集中して勉強する方法もあれば、自分の学習したい科目を限定して勉強をスタートする方法もあります。
大事なポイントは、全科目を無理に勉強しなくても良いという事です。余裕があれば全科目勉強した方が良いですが、始めから無理してしまうと勉強を継続できません。
まずは、学習のペースを作る為にも科目を絞って勉強を始める方が良いです。
ただ、理科や社会は単元毎の学習で暗記が中心の科目なので後からでも取り戻しやすいですが、英語、数学、国語などは積み重ねが必要な科目なので、学習する科目としてこれらの科目のうちいずれかは選択した方が良いでしょう。
1日のスケジュールを決める
不登校のお子さまにとって「時間管理」をしっかり行い「1日のスケジュールを決める」というのはとても重要なことです。時間管理ができないと、毎日の生活が不規則になり、怠惰でだらしない生活になりがちになります。
1日のスケジュールを決める時に効率的な時間管理が重要です。勉強時間以外にも、リラックスや趣味、運動、睡眠など、バランスの取れたスケジュールを作成してください。
勉強に関しては、長時間一気に勉強するよりも、短い休憩を取り入れた方が効率的に学習できます。例えば、30分勉強して、5分休憩という感じでテンポよく学習に取り組めるように定期的な休憩を上手く学習スケジュールの中に取り入れてください。
学習目標の設定と学習計画をたてる
まずは短期目標と長期目標の設定を行いましょう。 短期目標は、勉強の遅れを取り戻すために必要な勉強法や知識を身につけることを目指すものにしましょう。長期目標は志望校や将来の進路に向けたものにしてください。
長期目標を立てるのが難しい場合は短期目標だけでも構いません。例えば「英語の教科書の◯ページまでの内容を理解する」など具体的な目標を設定する事で、学習計画を立てる事ができます。
学習計画を最初立てるのが難しい場合は、決めた1日のスケジュール通りに2〜3日程度勉強してみて、学習の進み具体を確認してから学習計画をたてる事で、現実的な学習計画を作成することができます。
独学で難しい場合は塾・家庭教師・オンライン授業を利用する
一人で目標設定や学習計画を作ることができない、独学で勉強をするのが難しいという場合は、オンラインスクールのオンライン授業や個別指導、家庭教師の利用を検討してみてください。
生徒一人ひとりの状況やニーズに合わせてカスタマイズされたプログラムの提供や指導を受ける事ができるのと、学習サポートだけでなく、メンタル面のサポートも受けながら学習を進める事ができるので、学習の遅れを取り戻すスピードをアップする事ができるでしょう。
この際、英語をトコトン伸ばして、「英語を強みにする」という選択肢もメリットが大きい
日本の英語教育では主に英語2技能(読む・書く)が中心のカリキュラムになっており、その結果、英語を中高大と勉強しても英語を話せない人が多くいます。これから国際化のスピードが加速して英語が当たり前の時代になった時に備えて英語力を伸ばして、強みにするという選択肢もあります。
英語の優遇制度を利用して受験できる高校や大学が増えている
英検、TOEFLiBT、IELTS などの外部機関が認証した英語力判定のスコア等を高校受験や大学受験に利用できるようになってきています。一定の得点率に基づき換算し、換算した得点と当日の英語の試験得点とを比較し高い方の得点をもとに最終的な得点としたり、当日の英語試験の点数へ加点したり、英語試験自体を免除できたりと、英語の優遇制度が高校受験や大学受験で用意されています。
英語を伸ばすことで、高校受験や大学受験も有利に進めることができるようになるので「英語に強みを作りたい」という不登校の方はこの際英語に力を入れるのもメリットは大きいかと思います。
「英語ができる」と将来就職に有利になるだけでなく人生の選択肢も増える
現在は多国籍企業や海外企業だけでなく日本の企業でも英語が求められることが多く、英語力があることで競争力を高めることができるので、国内外の企業での就職や起業の機会が増えます。
学生であれば英語ができると海外のカリキュラムの学習や留学の機会もでてくるでしょう。留学や海外での経験は、人生の選択肢を広げるだけでなく、異文化間のスキルや視野を広げることにも繋がります。
英語は国際的な共通語であり、多くの国々で使われています。英語ができることで、世界中の人々とコミュニケーションができ、異文化理解や友人関係、ビジネスなど幅広い分野で有益です。
英語ができるとことで、インターネット上の情報や研究資料など、英語で書かれた膨大な情報にアクセスできるようになるので、これにより、専門知識を深めたり、新しいアイデアや情報も得ることができます。
あとは、英語ができるようになることで自己成長に大きく繋がります。異なる文化やバックグラウンドを持つ人々と出会い、コミュニケーションを取ることができるようになるので、相互理解や共感力を高め、人間関係をより豊かにすることができます。
英語力があることで、キャリアや人生の選択肢が増えるだけでなく、自己成長や人間関係の向上にも繋がります。これらの理由から、英語ができることは将来において非常に有利であると言えます。
グローバル化とデジタル化が進む中、「英語でコミュニケーションができる」力は将来必須のビジネススキルになってくる
これからは企業が国際市場に進出、または海外企業が日本に進出してくることで、多国籍企業が増えると想定されるので英語でのコミュニケーションが必要不可欠になります。英語力は、異なる国や文化のパートナーや顧客と効果的に連携するために必要です。
加えてデジタル化が進むことで、オンラインでの国際的なコミュニケーションが一般的になってきているので、英語はインターネット上の情報やコミュニケーションの主要言語であり、英語力があることで、多様な人々と連携しやすくなります。
英語力がある人材は、異文化への知識や理解があり、このようなグローバルな視点を持った人材はこれからの時代に企業にとってとても価値ある存在になり得ます。
だからこそ、「不登校」という状況をある意味チャンスだと捉えて、学校の授業では身につかない本物の英語力を身につけるという選択肢も視野にいれると良いのではないでしょうか。
不登校オンラインスクールをお探しの方で、「英語に強みを作りたい」方はJOIへ
JOIでは小学生、中学生、高校生の不登校の方に、本物の英語力を身につけるコースと、IGCSE、A-Levelの海外学位を取得するコースをご用意しております。国内の高校受験、大学受験をベースに英語やインターナショナル教育を受けたい方にはハイブリッドコースの用意もありますので、「英語」を強みとした進路をつくることができるようになります。
不登校のオンラインスクールをお探しの方で、「英語に強みを作りたい」方は是非JOIのホームスクールコースの扉を開いてください。
よくある質問
- 不登校オンラインスクールで勉強についていけるようになりますか?
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不登校向けのオンラインスクールでも様々ありますので、学校の科目学習をオンライン授業で提供してくれるだけでなく、学習スケジュールまでしっかりとサポートしてくれるとこであれば勉強についていけるようになるでしょう。ただ、本人の意欲や気持ちに依存する部分も大きいので、科目学習にこだわらなければ、本人の興味関心の高い分野や科目を提供するオンラインスクールを受講してみる方向性もあります。
- JOIのオンラインホームスクールで学ぶと英語はどのぐらい伸びますか?
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英語0からのスタートの場合、35週間(7ヶ月)で英検3級-準2級レベル(CEFR A1)を目指します。35週のプログラムで確実に次のレベルに上がれるプログラムになっておりますので、0からのスタートでも7ヶ月後にはCEFR A1レベルに英語力を伸ばす事が可能です。7ヶ月でCEFRレベルが次のレベルに満たない場合に備えて4ヶ月のブーストプログラムも用意していますので安心して英語力を伸ばす環境があります。
- オルタナティブスクールとフリースクールの違いは?
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フリースクールもオルタナティブスクール(もう一つの別の学校)の一つですが、オルタナティブスクールと違ってフリースクールは「学校へいけない子供達の居場所」「学校行けるようになることを支援する場所」としての意味合いが強いです。フリースクールは学校と連携しているところも多いので、学校の校長先生が承認すれば出席扱いにしてもらえるケースもあります。
- 子供が不登校の小学生です。オンライン授業だと集中して授業を受けることが出来るか心配です。
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はい。目指せます。JOIでは志望高校合格に向けた学力を最短ルートで身につける為のハイブリッドコースも用意しております。「英語」に強みを作りながらも、志望高校合格に必要な科目学力も同時に伸ばしていくことが可能です。
- 子供が不登校の小学生です。オンライン授業だと集中して授業を受けることが出来るか心配です。
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最終的には本人次第になりますが、システムとしては集中して授業を受けやすいような環境を作っています。授業時間は30分と短時間に設定されており、オンライン授業ですが、生徒同士は「顔が見えない授業」になっております。調査により「顔を見せない方が学習効果が高い」事が分かっています。顔が見えることで意識分散や集中力阻害の原因になりがちです。授業のコミュニケーションツールとしてマイク以外にもチャットやホワイトボード機能がありますので、ご自身が受けやすいツールを使って受講していただくことができます。
- 子供が高校生で不登校になりました。JOIのオンラインスクールで志望大学合格は可能ですか?
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はい。可能です。JOIでは志望大学合格に向けた学力を最短ルートで身につける為のハイブリッドコースも用意しております。「英語」に強みを作りながらも、志望大学合格に必要な科目学力も同時に伸ばしていくことが可能です。
- JOIのオンライン・ホームスクールでのオンライン授業は出席扱いになりますか?
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学校の校長先生の判断次第になります。JOIではご家庭が学校に出席扱い認定をもらいやすいように、オンライン授業の出席状況と学習内容が記載されたレポートを毎月準備させていただきます。加えてハイブリッドコースを受講している場合は高校受験、大学受験に向けて毎日学習している学習スケジュールの進捗レポートも準備させていただきますので、学校側には実際に対面授業だけでなく、日々自宅で受験に向けてどのように学習しているのかを証明できます。ただし、出席扱いされるかどうかは学校の校長先生判断になりますので一度学校へご相談ください。