ホームスクーリングでオンラインでも取得可能な
大学進学に繋がる世界基準の教育プログラム
IGCSE(International General Certificate of Secondary Education)はイギリスの義務教育修了資格になり、ケンブリッジ国際中等教育修了証とも言われています。国際的に中等教育を修了した証明の国際資格になります。
イギリスの教育制度は、5~11歳の6年間が初等教育、11~18歳の7年間が中等教育となっており、大学進学希望者は、通常16歳でGCSE(General Certificate of Secondary Education)を受験して当該資格を取得します。
IGCSEはGCSEをベースに国際的に通用するようにアレンジされた海外向けのGCSEになり、インターナショナル生はIGCSEを受験し資格を取得します。
年齢 | 日本 | イギリス | アメリカ |
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年齢 | 日本 | イギリス | アメリカ |
3-4歳 | 幼稚園 | Nursery | Nursery |
4-5歳 | 幼稚園 | Reception | Pre-K |
5-6歳 | 幼稚園 | Year 1 | Kindergarten |
6-7歳 | 小 1 | Year 2 | Grade 1 |
7-8歳 | 小 2 | Year 3 | Grade 2 |
8-9歳 | 小 3 | Year 4 | Grade 3 |
9-10歳 | 小 4 | Year 5 | Grade 4 |
10-11歳 | 小 5 | Year 6 | Grade 5 |
11-12歳 | 小 6 | Year 7 | Grade 6 |
12-13歳 | 中 1 | Year 8 | Grade 7 |
13-14歳 | 中2 | Year 9 | Grade 8 |
14-15歳 | 中 3 | Year 10 | Grade 9 |
15-16歳 | 高 1 | Year 11 | Grade 10 |
16-17歳 | 高 2 | Year 12 | Grade 11 |
17-18歳 | 高 3 | Year 13 | Grade 12 |
IGCSEの資格は日本の中学3年生〜高校1年生修了に相当し、国際的にも最も人気のある国際資格でもあります。
ただ、IGCSEの国際資格は上記の年齢、学年でなくてもいつでも取得する事ができます。学習の早い生徒の場合小学生から取得する事もできますし、大学生や社会人になってから取得する事もできます。
IGCSE | GCSE | |
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資格 |
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対象 |
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特徴 |
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イギリス国内の生徒は基本GCSEを取得しますが、イギリスではGCSEの成績が大学入試に大きく影響するため、学力重視の学校では、GCSEではなく問題難易度の高いIGCSEを選択して入試を有利にすすめるところも増えています。
IGCSEのA*(Aスター)-Gグレードと、GCSEの9-1グレードの成績比較対照になります。イングランド(イギリス)の生徒はGCSEで9-1等級を取得し、海外のインターナショナルスクールの生徒はA*-G等級を取得します。基本D以下は履修合格とみなされません。
IGCSEは前述した通りイギリスの義務教育修了資格のGCSEの国際版になり、国際的に中等教育修了を証明できる国際資格になります。将来大学進学を目指す14歳から16歳の子どもたちが、世界中どの場所にいても、大学で学ぶことができる力を身につける事ができる優れたプログラムです。大学進学を目指す場合は、通常IGCSE取得後はA-LevelかIBDのどちらかに進学する場合がほとんどですが、世界にはIGCSEの資格を持っているだけで受験資格を得られる大学が多くあります。
A-Level | IBD | |
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ホームスクーリング | 可 | 不可 |
必修科目数 | 3科目 | 6科目 |
IGCSE(Year10-11:14歳~16歳)は、イギリス国内の生徒、または世界中のインターナショナル生にとって将来の進路を決める大切な試験となっており、修了後はGCSE上級レベルであるA-Level(Aレベル)またはIBへ進み、Year13(18歳)終了時に試験を受け、その結果を持って大学に入学申請をします。
では、AレベルとIBD(国際バカロレアディプロマ)のどちらの進路を選択するのか?という事ですが、受講者の目的によって違ってくるでしょう。
どちらも世界で通用する大学入学資格である事は共通していますが、例えばAレベルはオンラインでホームスクーリングでの取得も可能ですが、IBDは完全オンラインで取得する事ができないのでホームスクーリングには最適とは言えません。
あと一番大きな違いは必修科目数の違いになります。Aレベルは必修科目が3科目に対して、国際バカロレアは6科目となります。
更にAレベルと国際バカロレアディプロマの違いが知りたい方は以下よりご確認ください。
IGCSE取得後、通常17歳でGCE AS Level(General Certificate of Education Advanced Supplementary Level[通称:ASレベル])、通常18歳でGCE A level(General Certificate of Education Advanced level[通称:Aレベル])をそれぞれ受験してAレベルの国際資格を取得します。国際資格になるので年齢関係なく、受講に適正な年齢に達していなくても飛び級で学ぶ事ができますし、大学生や社会人になってから取得を目指す事もできます。
JOIではIGCSEプログラムのあとにA-Levelプログラムを用意しておりますので、IGCSEのプログラムの受講後にそのままスムーズにA-level取得に向けて学ぶ事ができます。
A-Levelの受講科目は1科目から選択できますが、海外大学入学を前提に取得を目指す場合は3科目を必須で受講していただいております。JOIでは、English Language(英語)、Maths(数学)、Psychology(心理学)、General Paper(論文学)、Thinking Skills(思考能力)の5科目から選択できます。
Aレベルはイギリスにおいて最も一般的な大学入学資格で、世界中の多くの大学でも入学資格として承認されています。日本においても、Aレベルを保有する者には日本の大学入学資格が認められています。つまりA-Levelを取得する事で、日本の高校卒業資格がなくても国内大学進学、海外大学進学の両方の選択肢を持つ事ができるようになるという事です。
あとグローバル企業の中にはA-Levelの成績証明を提出する事で有利になる場合もあります。
YEAR10・YEAR11(日本の中学3年生、高校1年生に相当)の2年間をかけてIGCSEのカリキュラムで学び、最終的に国際試験を受けます。IGCSEの試験内容は英語を母国語としない世界中の受験生にも配慮されているのが特徴となっており、イギリス国内のGCSEで必須の実践的ワークを伴わない為に、GCSE受験者との公平を考慮しバランスをとる為に学力的な試験内容が高度です。そのような理由から、英国内の進学実績が売りの私立校はGCSE代わりにIGCSEを導入しているところもあるほどです。
必修科目 | 選択科目 |
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English(英語:日本で言う国語) ※理科はBiology(生物), Chemistry(化学), Physics(物理)の3分野を学習 |
English literature(英文学) ▼全ての選択科目は以下を参照 |
文系に進むのか、理系に進むのかで選択する科目が変わると思いますので、将来の進路や職業、自分自身が学びを深めたい興味関心軸で科目を選択する必要があります。どちらにしても海外大学進学を希望する場合は、世界の大学(日本の大学も含む)は少なくとも3科目以上の成績を求めていますので必修科目の3科目の受講はマストになります。
あとは進学したい大学が求める科目を把握して選択する必要があります。
授業提供可能な選択科目(8科目) |
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English(第一言語)| English(第二言語)| Maths(数学)| Science(基礎)| Science(ダブルアワード)| Economics(経済学)|Sociology(社会学)| Environmental Management(環境管理学) |
IGCSEプログラムは14歳-16歳(中学生〜高校1年生)を対象とした2年間のNIsaiケンブリッジプログラムのオンラインコースになります。イギリスのカリキュラムに従い、 AS and A-Levelに進むための準備をするように設計されており、IGCSEプログラムの受講者はよほど成績が悪くなければそのままAレベルコースへ進学する事ができます。
選択科目はEnglish(第一言語)、English(第二言語)、Maths(数学)、Science(基礎)、Science(ダブルアワード)、Economics(経済学)、Sociology(社会学)、Environmental Management(環境管理学)の8科目になり、1科目から選択可能ですが、海外大学進学する場合は3〜5科目の受講を勧めております。
アカデミックな学習目的、英語力を伸ばす目的で受講する場合は1〜2科目選択の受講も大丈夫です。
当インターナショナルスクールでIGCSEを取得するためには3つのルートがあります。一つ目はアセスメントテストを受けていただき、英語力と科目学力が基準を満たす場合はIGCSEコースに入学いただき、2年間でIGCSEを取得する事ができます。2つ目は入学基準を満たしていない場合は、NSコースから入学してIGCSEコースへ入学するパターン。3つ目は英語力を集中して伸ばしてIGCSEを受講できる基準まで英語力を上げるという方法です。
ルート01
授業は全て外国人講師がオンラインで提供します。授業は全て英語(All English)でリアルタイムで行われます。英語力がCEFR A1以下(英検5級〜3級レベル)の生徒は日本人コーチがアシストしますので安心です。英語力の育成に集中した語学コース、英語で他の科目を学ぶインターナショナルコースなど、海外に渡航して留学しているのと同等の経験を国内にいながらオンラインで経験できます。
ルート02
インターナショナルスクールコースNSプログラムから受講いただき、そのままIGCSEプログラムへ入学する方法です。
NSプログラムはIGCSEプログラムに移行する為のカリキュラムになりますので、課題の提出や授業への参加をしっかりしていれば英語力と学力はIGCSEを学習する事ができるレベルへと到達しますので、そのままIGCSEプログラムへ進学する事ができます。
ルート03
英語力がCEFR A2以下でNSコースを受講しない場合は、国際英語コースで英語力をCEFR B1まで上げた後に、アセスメントテストを受けていただきIGCSE入学基準をクリアして入学いただくルートです。国際英語コース(7ヶ月)終了時にCEFRの英語力の証明書を発行できますので、その証明を持って英語力の語学力の基準をクリアしているとみなされますが、アセスメントテストはEnglishとMathの両方を受ける必要があります。
「日常的な言語力(CEFR)」=「科目としてのEnglish(国語)知識」とはならないためです。アセスメントテストのEnglishは国語としての科目知識を測定しますので、日常的な言語力とは別のものになります。
テストの結果、入学基準をクリアすればIGCSEプログラムへ入学する事ができます。
IGCSEはGCSEをベースに国際的に通用するようにアレンジされた海外向けのGCSEになり、インターナショナル生はIGCSEを受験し資格を取得します。IGCSEはGCSE同様にイギリスの義務教育修了資格として認められており、世界で通用する国際資格になります。ケンブリッジ国際中等教育修了証とも言われています。
IGCSEは入学基準を満たしていれば何歳からでも履修する事ができます。通常イギリスの生徒たちはGCSE、IGCSEを14歳~16歳のYear10-11で履修して取得しますが、前述した通り基本的に何歳でもIGCSEは取得できます。
IGCSEはイギリスの義務教育修了資格で、国際中等教育修了証明の国際資格になります。大学進学をする生徒たちはIGCSE取得後は通常A-Level(Aレベル)、またはIBD(国際バカロレア)のカリキュラムを2年間受講してその受験結果をもって、大学進学にのぞみます。IGCSEは世界中で通用する国際資格であり、ホームスクーリングで完全オンラインで取得する事ができるのが大きなメリットと言えます。GCSEと比較して実践的ワークが免除されている点もメリットと言えます。
当インターナショナルスクールでは3つのルートをご用意しております。1つ目はアセスメントテストを受講いただき、IGCSEプログラムの入学基準をクリアする事です。2つ目と3つ目はIGCSEプログラムへの入学基準を満たしていない場合のIGCSE取得ルートになります。詳細は「IGCSEを取得するには?3つのルート」をご確認ください。