世界中の大学進学への成功のパスポート
世界基準の教育プログラム
General Certificate of Education Advanced Level(GCE上級レベル)をA-Level(Aレベル)と呼び、英国ケンブリッジ大学傘下の教育機関であるCambridge International(ケンブリッジインターナショナル)が提供している国際資格で、イギリスの高校卒業資格及び大学入学資格になります。
A-Levelは世界中で通用する大学入学資格で、大学進学への成功のパスポートとも言われています。
A-Levelは通常16歳〜18歳(Year12〜Year13)のイギリスの学生が大学進学に向けて2年間かけて学習していくカリキュラムで、1年目はCambridge International Advanced Subsidiary Levels(AS Levels:別名A1)と言われる初年度のカリキュラムと、2年目にCambridge International Advanced Levels(A Levels:別名A2) の2階層に分かれて学んでいきます。
A-Levelを2年間で取得する方は、1年目(Year12)のASカリキュラムの修了時には試験がなく2年目のYear13修了時にA-Levelの試験を受け大学進学にのぞみます。A-Levelを取得せず2年目のA-Levelカリキュラムを受講しない方は、AS修了時に試験を受ける必要があります。
Aレベルで学習する内容は日本の大学1年生に相当する一般教養過程まで修了します。イギリスの大学が3年制であるのは、本来日本の大学生が1年目に学ぶ一般教養過程を既にA-Levelで学習しているからです。それゆえ、イギリスの大学は1年目から専門科目の学習に入ることができます。
年齢 | 日本 | イギリス | アメリカ |
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年齢 | 日本 | イギリス | アメリカ |
3-4歳 | 幼稚園 | Nursery | Nursery |
4-5歳 | 幼稚園 | Reception | Pre-K |
5-6歳 | 幼稚園 | Year 1 | Kindergarten |
6-7歳 | 小 1 | Year 2 | Grade 1 |
7-8歳 | 小 2 | Year 3 | Grade 2 |
8-9歳 | 小 3 | Year 4 | Grade 3 |
9-10歳 | 小 4 | Year 5 | Grade 4 |
10-11歳 | 小 5 | Year 6 | Grade 5 |
11-12歳 | 小 6 | Year 7 | Grade 6 |
12-13歳 | 中 1 | Year 8 | Grade 7 |
13-14歳 | 中2 | Year 9 | Grade 8 |
14-15歳 | 中 3 | Year 10 | Grade 9 |
15-16歳 | 高 1 | Year 11 | Grade 10 |
16-17歳 | 高 2 | Year 12 | Grade 11 |
17-18歳 | 高 3 | Year 13 | Grade 12 |
A-Levelの資格は日本の高校2年生〜高校3年生修了に相当し、大学進学を目指す世界中の学生に人気のある国際資格です。学習内容自体は前述していますが、日本の大学1年生の一般教養過程に相当する内容までを学習します。
ただ、A-Levelの国際資格は上記の年齢、学年でなくてもいつでも取得する事ができます。学習の早い生徒の場合は小学生や中学生から取得する事もできますし、大学生や社会人になってから取得する事もできます。
A-Level(Aレベル) | IB(国際バカロレア)ディプロマ | |
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資格 |
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対象 |
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特徴 |
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授業形式 |
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Aレベルと国際バカロレアの大きな違いは、履修科目数と完全オンラインで取得できるかどうかという2点が大きな違いと言えます。
バカロレアは授業は合計6科目を選択して履修する必要がある為、科目数が多く、幅広い分野の学習を行います。
これに対してAレベルは、履修科目数は決まっておらず、自分自身の興味のある科目や進学したい大学から求められている科目にのみフォーカスして学習を進めていく事ができるのが大きな特徴です。
日本の受験制度で例えるなら、国際バカロレアは全体的な科目学力が求められる国公立大学受験勉強、A-Levelは限定した科目数の学力が求められる私立大学受験勉強のイメージを持ってもらえると理解しやすいと思います。
あとは、A-Levelは完全オンラインでの履修ができるのに対して、国際バカロレアは完全オンラインでの履修にはまだ完全に対応しきれていないという現状があるので国際バカロレア認定校に通う必要があります。
AS Level grade | PUM range |
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a | 80-100 |
b | 70-79 |
c | 60-69 |
d | 50-59 |
e | 40-49 |
AS Level grade | PUM range |
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A* | 90-100 |
A | 80-89 |
B | 70-79 |
C | 60-69 |
D | 50-59 |
E | 40-49 |
PUM range(Percentage Uniform MarkI range)は、生徒の成績の尺度をはかる指標になり、Aレベルの成績はA*(最高:Aスター)~E(最低限必要な成績)で評価されます。ケンブリッジ国際ASレベルにはA*グレードはなく、aからeまでのグレードで報告されます。
世界の有名大学に進学する場合Aレベルの成績で各科目A*〜Aの成績をおさめておく必要があります。
A-Levelの受講科目は1科目から選択できますが、海外大学入学を前提に取得を目指す場合は3科目を必須で受講していただいております。JOIでは、English Language(英語)、Maths(数学)、Psychology(心理学)、General Paper(論文学)、Thinking Skills(思考能力)の5科目から選択できます。
Aレベルはイギリスにおいて最も一般的な大学入学資格で、世界中の多くの大学でも入学資格として承認されています。日本においても、Aレベルを保有する者には日本の大学入学資格が認められています。つまりA-Levelを取得する事で、日本の高校卒業資格がなくても国内大学進学、海外大学進学の両方の選択肢を持つ事ができるようになるという事です。
あとグローバル企業の中にはA-Levelの成績証明を提出する事で有利になる場合もあります。
JOIではA-Levelを学べる環境として、国内進学をベースとしながらも海外進学の選択肢を持てて、世界で活躍できるグローバル人材を目指すハイブリッドコースと、最初から海外進学を目指して学習するインターナショナルスクールコースの2つのパターンをご用意しております。
YEAR12・YEAR13(日本の高校2年・3生に相当)の2年間をかけてA-Levelのカリキュラムで学び、最終的にYEAR13の終わりにA-Levelの国際試験を受けます。
前述している通り、1年目はCambridge International Advanced Subsidiary Levels(AS Levels:別名A1)と言われる初年度のカリキュラムと、2年目にCambridge International Advanced Levels(A Levels:別名A2) の2階層に分かれて学んでいきます。
Aレベルで学習する内容は日本の大学1年生に相当する一般教養過程まで修了します。イギリスの大学が3年制であるのは、本来日本の大学生が1年目に学ぶ一般教養過程を既にA-Levelで学習しているからです。それゆえ、イギリスの大学は1年目から専門科目の学習に入ることができます。
A-Levelの取得は思われている人も多いですが、基本的に授業をしっかり受けていれば、高得点を取れるようになっています。イギリスの高校生の4人に一人はA以上を取得していると言われています。 学習範囲は、日本の大学1年生の一般教養過程に相当する内容まで網羅していますが、予めシラバスで学習内容を把握したり、Revision Guideと言う教科書の内容をまとめた参考書を利用して弱点を補ったり、課題をしっかり毎週提出するという、勉強をする上で当たり前のことをやっていれば、問題なく取得できる難易度です。
ケンブリッジインターナショナル AS & A Levelの科目をご紹介します。
JOIで提供できるのは、English Language(英語)、Maths(数学)、Psychology(心理学)、General Paper(論文学)、Thinking Skills(思考能力)の5科目になります。
A | |
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Accounting | 会計学 |
Afrikaans | アフリカーンス語 |
Afrikaans - Language (AS Level only) | アフリカーンス語 - 言語(ASレベルのみ) |
Arabic - 9680 | アラビア語 |
Arabic - Language (AS Level only) | アラビア語 - 言語(ASレベルのみ) - 8680 |
Art & Design | アート&デザイン |
B | |
Biblical Studies | 聖書学 |
Biology | 生物学 |
Business | ビジネス |
C | |
Chemistry | 化学 |
Chinese - Language & Literature (A Level only) | 中国語 - 言語および文学(Aレベルのみ) |
Chinese - Language (AS Level only) | 中国語 - 言語(ASレベルのみ) |
Chinese (A Level only) | 中国語(Aレベルのみ) |
Chinese Language (AS Level) | 中国語(ASレベル) |
Classical Studies | 古典研究 |
Computer Science | コンピュータサイエンス |
D | |
Design & Technology | デザイン&テクノロジー |
Design & Textiles | デザイン&テキスタイル |
Digital Media & Design | デジタルメディア&デザイン |
Divinity (A Level only) | 神学(Aレベルのみ) |
Divinity (AS Level only) | 神学(ASレベルのみ) |
Drama | ドラマ |
E | |
Economics | 経済学 |
English - Language and Literature (AS Level only) | 英語-言語および文学(ASレベルのみ) |
English - Literature | 英語 - 文学 |
English General Paper (AS Level only) | 英語一般論文(ASレベルのみ) |
English Language | 英語 |
Environmental Management (AS only) | 環境マネジメント(ASのみ) |
F | |
French - Language (AS Level only) | フランス語 - 言語(ASレベルのみ) |
French (A Level only) | フランス語(Aレベルのみ) |
French Language & Literature | フランス語およびフランス文学 |
French Language (AS Level) | フランス語(ASレベル) - 8028 |
G | |
Geography | 地理 |
German | ドイツ語 |
German - Language (AS Level only) | ドイツ語-言語(ASレベルのみ) |
German - Language (AS Level) | ドイツ語 - 言語(ASレベル) |
German (A Level only) | ドイツ語(Aレベルのみ) |
Global Perspectives & Research | グローバルな視点と研究 |
H | |
Hindi - Language (AS Level only) | ヒンディー語 - 言語(ASレベルのみ) |
Hindi - Literature (AS Level only) | ヒンディー語 - 文学(ASレベルのみ) |
Hindi (A Level only) | ヒンディー語(Aレベルのみ) |
Hinduism | ヒンズー教 |
History | 歴史 |
I | |
Information Technology | 情報技術 |
Islamic Studies | イスラム学 |
J | |
Japanese Language (AS Level only) | 日本語(ASレベルのみ) |
L | |
Law | 法学 |
M | |
Marine Science | 海洋科学 |
Mathematics | 数学 |
Mathematics - Further | 数学-さらに |
Media Studies | メディアスタディーズ |
Music | 音楽 |
P | |
Physical Education | 体育 |
Physics | 物理学 |
Portuguese - Language (AS Level only) | ポルトガル語 - 言語(ASレベルのみ) |
Portuguese (A Level only) | ポルトガル語(Aレベルのみ) |
Psychology | 心理学 |
S | |
Sociology | 社会学 - 9699 |
Spanish - First Language (AS Level only) | スペイン語 - 第一言語(ASレベルのみ) |
Spanish - Language & Literature (A Level only) | スペイン語 - 言語および文学(Aレベルのみ) |
Spanish - Language (AS Level only) | スペイン語 - 言語(ASレベルのみ) |
Spanish - Literature (AS Level only) | スペイン語 - 文学(ASレベルのみ) |
Spanish (A Level only) | スペイン語(Aレベルのみ) |
Spanish Language (AS Level) | スペイン語(ASレベル) |
Sport & Physical Education (AS Level only) | スポーツ・体育(ASレベルのみ) |
T | |
Tamil - 9689 | タミル語 |
Tamil - Language (AS Level only) | タミル語 - 9689 - 言語(ASレベルのみ) |
Thinking Skills | シンキングスキル |
Travel & Tourism | トラベル&ツーリズム |
U | |
Urdu - Language (AS Level only) | ウルドゥー語 - 言語(ASレベルのみ) |
Urdu - Pakistan only (A Level only) | ウルドゥー語 - パキスタン語のみ(Aレベルのみ) |
Urdu (A Level only) | ウルドゥー語(Aレベルのみ) |
文系に進むのか、理系に進むのかで選択する科目が変わると思いますので、将来の進路や職業、自分自身が学びを深めたい興味関心軸で科目を選択する必要があります。どちらにしても海外大学進学を希望する場合は、世界の大学(日本の大学も含む)は少なくとも3科目以上の成績を求めていますので必修科目の3科目の受講はマストになります。
あとは進学したい大学が求める科目を把握して選択する必要があります。
JOIはNisai Global SchoolなのでNisaiが完全オンラインで提供できる上記5科目に限られます。JOIが提供できる科目以外の受講を希望される方は、JOI、またはNisai以外のケンブリッジ認定校に入学して学ぶ必要があります。
国内には他にもケンブリッジから認定を受けているスクールは存在しますが、2年間のA-Levelプログラムの学費が約400万~600万円と費用が高く、経済的な負担が大きくなります。
JOIでは2年間のA-Levelプログラムを3科目受講した場合、2年間で186万円程度になりますので、他のケンブリッジ認定校と比較しても半額以下で経済的にA-Levelの取得を目指すことができます。
インターナショナルスクールコース(A-Levelプログラム)取得後の進路は国内大学進学、海外大学進学どちらでも選択できるようになります。
国内大学進学の場合は、英語活用で進学することもできますのでA-Level活用やCEFR活用できる大学に関しては入学難易度が大きく下がります。あと大きな特徴として、特に海外大学への進学がとてもシンプルなものになります。
日本の高校を卒業しただけではA-Levelで学ぶ一般教養課程がないため海外大学の学部に直接入学することは出来ません。現地大学のファウンデーションコース(留学生向けの大学進学準備コース)の授業を約1年間受けてから、学部に入学という流れが一般的なものです。ファウンデーションコースに入るためには、IELTSスコアが4.5~5.5必要になります。A-Levelを取得すれば、ファウンデーションコースを経る必要がなく、そのまま海外の大学へ進学することが可能になります。
当インターナショナルスクールでA-Levelを取得するためには3つのルートがあります。一つ目はアセスメントテストを受けていただき、英語力と科目学力が基準を満たす場合はA-Levelコースに入学いただき、2年間でA-Levelを取得する事ができます。2つ目は入学基準を満たしていない場合は、IGCSEコースから入学してA-Levelコースへ入学するパターン。3つ目は英語力を集中して伸ばしてA-Levelを受講できる基準まで英語力を上げるという方法です。
ルート01
アセスメントテスト(英語と数学の2科目)でCEFR B2の英語力と科目知識が基準に達している場合はA-Levelプログラムへの入学が可能です。英語力がCEFR B1+であと少し基準に足りない場合は、A-Level Boosterプログラムで短期間でA-Levelへ入学できる基準に英語力と学力を伸ばすプログラムを受講いただきA-Levelプログラムに入学いただく事が可能になります。
CEFR B1下位以下の場合は、ルート2またはルート3を経てA-Levelの受講を目指していただきます。
ルート02
インターナショナルスクールコースIGCSEプログラムから受講いただき、そのままIGCSEプログラムへ入学する方法です。
IGCSEプログラムはA=Levelプログラムに移行する為のカリキュラムになりますので、課題の提出や授業への参加をしっかりしていれば英語力と学力はA-Levelを学習する事ができるレベルへと到達しますので、そのままA-Levelプログラムへ進学する事ができます。
ルート03
英語力がCEFR B1下位以下でIGCSEコースを受講しない場合は、国際英語コース英語力をCEFR B2まで上げてから、A-Levelプログラムを受講いただくルートです。国際英語コース(7ヶ月)終了時にCEFRの英語力の証明書を発行できますので、その証明を持って英語力の語学力の基準をクリアしているとみなされますが、アセスメントテストはEnglishとMathの両方を受ける必要があります。
「日常的な言語力(CEFR)」=「科目としてのEnglish(国語)知識」とはならないためです。アセスメントテストのEnglishは国語としての科目知識を測定しますので、日常的な言語力とは別のものになります。
テストの結果、入学基準をクリアすればA-Levelプログラムへ入学する事ができます。
Aレベルと国際バカロレアの大きな違いは、履修科目数と完全オンラインで取得できるかどうかという2点が大きな違いと言えます。
バカロレアは授業は合計6科目を選択して履修する必要がありますが、Aレベルは履修科目数は決まっておらず、自分自身の興味のある科目や進学したい大学から求められている科目にのみフォーカスして学習を進めていく事ができるのが大きな特徴です。
Aレベルは入学基準を満たしていれば何歳からでも履修する事ができます。通常イギリスの生徒たちはAS&A-Levelを16歳~18歳のYear12-13で履修して取得しますが、前述した通り基本的に何歳でもAレベルは取得できます。
Aレベルはイギリスにおいて最も一般的な大学入学資格で、世界中の多くの大学でも入学資格として承認されています。日本においても、Aレベルを保有する者には日本の大学入学資格が認められています。つまりA-Levelを取得する事で、日本の高校卒業資格がなくても国内大学進学、海外大学進学の両方の選択肢を持つ事ができるようになるという事です。あとグローバル企業の中にはA-Levelの成績証明を提出する事で有利になる場合もあります。
当インターナショナルスクールでは3つのルートをご用意しております。1つ目はアセスメントテストを受講いただき、A-Levelプログラムの入学基準をクリアする事です。2つ目と3つ目はA-Levelプログラムへの入学基準を満たしていない場合のA-Level取得ルートになります。詳細は「A-Levelを取得するには?3つのルート」をご確認ください。